フットサルの休憩中に嫁電嘘バスケくんの電話がなりました。
「あ、嫁からや」電話に出る彼を見てデジャブ。
前にもあったよ、この流れ。
今度はなんてかますのか?
フットサル?やってないよ。バスケもやってないよ!!
今、ラグビーやってる!
と、でも言ってくれるのか?
いやがおうにも期待値がうなぎのぼり。
ファンタジスタがボールを持つと観客はわくわくしてしまう。
ところが彼は日常会話を少ししただけで電話を切り上げようとします。
(ちょい待て!今バイタルエリアやぞ!?攻めてくれ。あわよくばネタをくれ)
私のパス欲しい雰囲気に気づいてくれ〜
隣にいた私はアイコンタクトを試みました。
目は合うけど通じない。
これはふるしかないね。
「奥さんに『愛してる』って言って」と彼にささやきました。
彼はやや赤面して「愛してるよ!!!」
ふったこっちが照れるわ。キーパーがセンターバックに指示出しするような大声で叫びやがって(笑)
はたして奥さんの反応は!?
「私も愛してるよ♡」と返すのか?
鼻で笑うのか?
ボケのリターンパスか?
観客の私は夫婦のプレーの行く末を固唾をのんで見守ります。
電話を耳に当てていた彼がつぶやきました。
「もう電話切れとる・・・」
愛のラストパスは通らなかったようです。
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