以前の話ですが、ウチのフットサルに来てくれている小学生が「ヴィッセル神戸の柳川選手と練習した!」と。
ええな~!
なんとマンツーマンで練習につきあってくれたらしいです。
なんという恵まれぶり!
いろいろプロのアドバイスももらえたりするんでしょうね。
「それでここに来てと誘ったから来るで!」
マジで?
当時、柳川選手はヴィッセル神戸を退団した直後でした。
J1でやってた方がまさかウチのような遊びの場に来てくれるんだろうか?と思っていたら遠くから長身のシルエットが。
本人登場!
光栄なことに、柳川さんはその子と一緒の[低学年mix]に参加してくれました。
ちょうどその日は[低学年mix]に上手な子供が多く、巧みなドリブルをしてました。
柳川さんはクールな方で、プレー中に声かけしませんでしたが、私のそばに来て助言してくれました。
「ボールはインに置いたほうがいいです。アウトに置くと外にしか行けないから」
確かにその時プレーしていた子たちは皆が利き足のアウトに置いている子がほとんどでした。
右のアウトサイドにボールを置くと右へしか行けません。
これでは守備側も一方だけを警戒すればいいので楽だとのことでした。
インサイドに置いておけば左右に行く選択肢があるので、守備側もやりにくくなると。
なるほど。
他にも柳川さんは左利きの子は左に偏りやすいなど興味深いことも話してくれました。
サッカースクールでもコーチがボールキープでこう教えてました。
「相手から遠いところでボールを持つ」
相手が左に居れば右足のアウトサイド。
「(体の入れ方を説明して)相手、自分、ボール。必ずボールと相手の間に自分がいるように」
これはまさに大事な基礎なんですが、ボールを奪われないようにするためのキープです。
相手を抜くように仕掛ける時は、左右の選択肢を確保するために、アウトにボールを置かずにインに置いた方がいいということでしょうか。
右サイドでの1対1で右利きの人が右のアウトにボールを置きながら縦突破を仕掛けて、なかなかカットインできずに、コーナーに追い詰められることがよくあります。
守る側としては、右アウトのタッチからカットインはないと判断できて、外に追いつめればいいので守りやすい。
強引にシュートしても角度が厳しいので、ニアに寄せてるキーパーに取られるか、よくてDFに当たってのコーナーのみ。
私もこのパターンで自滅するのはよくあります。なんとか中にパスを入れたいのですが、相手に遠い方の足でキープするのが精いっぱいで、体の角度がゴールを向けずに、外を向いてしまう。
こうなってしまうと守備側が有利。
ライン際に追い込まれる前に、ボールをインに置いて左右の選択肢を見せていけば状況は変わるかもしれませんね。
なかなかできていませんが、頂いた助言を活かしたいところです。
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