ポルトガル語のマリーシアはサッカー用語としてよく知られてますね。
よく「日本人はマリーシア(ずる賢さ)が足りない」とか聞きます。
かけひきにおけるずる賢さ。
上手い人は頭がいい。
頭がいいからかけひきが上手。世渡りも上手。勝負も勝ちやすい。
ピッチの内外でも心理戦があり、そこにはマリーシアが。
メンバーAとBが次のサッカーの試合で対戦することに。
同好会参加時に「次の試合に出るの?」「いや~行かないかも」
聞いた方は相手がいないところでこう笑って言いました。
「行かない言ってたけどあれは絶対来る。もう心理戦始まってるから」
両者ともチームの主力で、互いの有無でポジションが変わるそうで。
行かないと言っていた方は相手のマークを避けたいようでした。
そして試合当日、やっぱり来たそうです(笑)
以前、開催した大会でもマリーシアがありました。
優勝の可能性が残ったのはAチームとBチーム。
その両軍が直接対決。
序盤は互角の展開だったのですが、平均年齢の高いAチームが劣勢に。
猛攻を受け続けるAチームですが、失点さえしなければ優勝。
残り時間はわずか。
Aチームの複数が足をつって動けなくなりました。
もう組織的に守り切れない。
残り時間内に確実に失点しそうな状況です。
孤軍奮闘していたAチームの若者が露骨な時間稼ぎに出ます。
審判に注意される遅延行為の連続。
相手チームの先輩がキレても全く動じず時間稼ぎ。
そのまま試合終了。Aチームが逃げ切り優勝しました。
批判されるマリーシアでしたが、優勝にはあれしかないとわかってもなかなかできるもんじゃありませんね。
W杯のポーランド戦で日本代表が失点を防ぐために時間稼ぎをして批判されたのを思い出しました。
同好会の偉大なる功労者である四天王とはたくさんの思い出があります。
ある日、四天王Bと食事に行くことに。
四天王Bは軽く食べていたそうで、それほど空腹ではないとのこと。
私の希望で回転ずしへ。
「今はそれほど食えへん 」 という四天王B。
私はこちらから誘ったしおごると伝えました。
そこからものすごい食欲の波状攻撃!
積み上がり続ける皿の枚数を見て私はあせりました。
「軽く食べてたんだよね?(汗」
「今はそれほど食えへんと言うてなかった??」
おいおいおい。私より小柄なのに倍以上食べ続けてるぅぅぅ
マリーシアを食らったと気づいた時にはかなりの皿が積みあがってました。
(まさか所持金で足りないんじゃ!?)
ふたりでここまでの金額いくと思っていなかったのでうろたえました。
しかもまだまだ食べ続けている!
会計の時に金が足りないなんて年上として恥ずかしすぎます。
こちらもマリーシアを仕掛けなければ!!!
「この前さ、ここのラーメン食べたんやけど、めちゃめちゃ美味かったぜ」
「へぇ~そうなん?」
「頼むけどいる?」「うん」
(よし!汁物で腹をふくらませろ。ラーメンや揚げ物で食欲を削るしかない!)
腹がふくれやすいサイドメニューのサイドアタックを食らわせてやりました。
寿司を食うペースが落ちます。
(よしよし、なんとか予算内で終わりそうだ)
これまでたくさんのフットサル仲間と食事に行ってますが、若者でもやせ型で小食の人が多いんですよ。他競技の若者と比べると大食漢は少ないんです。
その先入観があったのでこのようなハメに。
彼は二度目の食事だというのに、ラーメンや揚げ物食べながら寿司も40皿近くを食べてしまいました。
先に何も食べずに空腹の状態で、サイドメニューを食べさせなければ50皿以上いってたかも。
こんなに食べるヤツ見たことねぇ・・・
なんとか所持金で支払えましたが、顔は引きつっていたと思います。
四天王B「よし、カラオケ行こう」
私「その前にATMによって行こう」
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