世界的にはドイツ人はまじめでユーモアのセンスがないと言われますが、リヴァプールのユルゲン・クロップ監督の発言はユーモアに富んでいて名言の宝庫です。
印象的なクロップ語録を紹介します。
「私は5部レベルの才能と、ブンデスリーガレベルの頭脳を持っていた。結果、2部レベルの選手になったよ」
トップリーグの選手ではなかった自身のキャリアを謙遜かつ冗談ぽくかつ絶妙に言い得てるような!
香川選手が所属したブンデスリーガのドルトムントで魔法のような功績をあげたクロップ監督はプレミアリーグの名門リヴァプールの監督に就任します。その会見でユーモラスにこう言います。
「この部屋にいる誰も、私が魔法を使えるとは思っていないだろ?(中略)私は普通の男さ」
この時のリヴァプールは名門とはいえ、リーグ優勝からも数十年も遠ざかっていたチームです。まさかクロップ監督が就任して欧州制覇と30年ぶりのプレミア優勝を果たすとは誰が想像できたでしょうか。
ファンの多くは(やっぱりあんたは魔法使いじゃないか)と思ったことでしょう。
本人は魔法が使えるわけでもない、自分は普通の男だと謙虚に言いながら世界のトップになれると予見していた名言がこちらです。
「世界最高のバンドはなにか?私の母も父もこう言ったよ。『ナンバーワンは、ビートルズだ』とね」
これは音楽の話が真意じゃありません。ビートルズのバックボーンはリヴァプールです。つまりリヴァプールはビートルズのように世界の人々がリヴァプールが世界最高だ!と言うようになるだろうと自信をのぞかせていたのではないでしょうか。
そして数年で叶えてしまうところが本当にすごい。南野選手のリヴァプール入団から日本でもリヴァプールやクロップ監督の報道が増えてます。クロップの名言は面白いものが多いのでぜひ見てみてください。
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