ドリブル関連の動画を見てるとボールに触れない一歩を説いてるものを散見しました。

たとえば私が股抜き食らったドリブルデザイナー岡部さん。

「チョン、チョン、チョン、触らない。この触れない1ステップが大事」

何かの指導動画だったような気がします。

ようはドリブル中にボールに触れずに一歩動いて、距離や角度を調整するわけですね。

他の選手動画では「ドリブルでタッチ数が増えるとミスするからタッチ数を減らす。ボールを動かさずステップしてフェイントにする」というアドバイスも。

そこでボールに触れないフェイントの具体例としてシザースとマシューズフェイントをあげてました。

マシューズフェイントはエラシコの逆で1タッチ目にイン→2タッチ目にアウトで外に抜けて行く足技ですが、たしかに1タッチ目をボールタッチせずにやることも可能ですね。

なるほど。

上手い人たちはこういうのをあらゆる場面でやっているような気がします。

解説動画で見たウイリアンのダブルタッチもそれと同類でした。

ダブルタッチの前に地面を踏む。ワンテンポずらしてダブルタッチ。

キックフェイントとは違います。空踏みという感じでもなく。落ちてる卵を踏みつぶすようなモーション。

ただダブルタッチをするよりこの踏み込み+ダブルタッチは効果絶大!と解説されてました。

TOXで勇名をはせたTちゃんが寄せてきたDF相手に右足をボールの真横を踏みました。

DFが一瞬反応した隙に右足→左足のダブルタッチで左に抜けました。

おおおお!ウイリアン式?

同じ動画を見た?たまたま?

いずれにせよ実用性あるわけですね。実戦で成功してるのを拝ませて頂きました。

自分もよくドリブルで失敗するんですが、ボールを無駄に動かしすぎることが主因のような気がします。

ドリブル動画全盛時代で、子供たちもタッチ数が多すぎるドリブルをしがちのような?

ずっと下を向き続けてボールコントロールに夢中で周囲が見えてなかったり。

1タッチで縦を狙える状況で左右に2,3タッチして停滞させたり。

ボールタッチを減らす。

ボールを動かさずに自分が動いてフェイントや調整に使う。

これがツボに感じます。

上手い人は最小のタッチ数でボールを効果的な位置におく。

そして無駄のない動きでゴールへ最短で向かう。

トラップだけで抜けるのは理想的。

ドリブルデザイナー岡部さんが海外の選手を指導していた動画でこんなシーンが。

ある選手がシザースと複数のボールタッチで抜きました。

それを見た岡部さんの一言。

「私だったら最初の1タッチで終わってるよ」

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