「フットボールは単純だ。22人がボールを奪い合い最後はドイツが勝つ」
by ゲーリー・リネカー
2018年W杯の予選でドイツが韓国に勝利しなければ、予選敗退という状況でこの言葉がテレビで出てました。
中継を見ていたのですが、誰もが(さすがにドイツが勝って決勝トーナメント進出)と思ってました。
その試合前にでかでかとこの名言がテロップで表示される。
そしてドイツ陣営のスタッフたちのコメント。
『最後には我々が勝ちますよ』『なんていったって我々はドイツですから』
壮大な前フリに見えました。
しかもドイツは前回王者で、W杯優勝国が次のW杯で予選敗退するというジンクスが有名です。
ジャイアントキリングのフラグたってない?
韓国は大物食いする時があります。大一番でブーストがかかる国。
2002年W杯日韓大会のイタリアへ勝利とか。あれは韓国のラフプレーがひどすぎたのに、審判がとんでもなく韓国びいきで、史上最悪の買収疑惑でしたが。
あの時の試合みたいにラフプレー連発にならないかドキドキしながら観戦。
韓国は極端なラフプレーに走らず善戦。審判もふつう。
終盤にドイツのパワープレーが失敗して失点。
そして韓国勝利!ドイツが史上初の予選敗退!!
ネットの反応もリアルタイムで見ましたが、お祭り状態。
W杯最多優勝国はドイツで、最も勝っています。
『最後はドイツが勝つ』とこの名言を残したリネカーもまさかドイツが予選敗退する日が来るとは思わなかったでしょう。
元日本代表監督のオシム氏は『世界中のどの国もドイツとブラジルを過大評価している』と言いました。
たしかにサッカーではこの二国が神格化されてますよね。
今年4月のFIFAランキングでドイツは15位でベスト10入りもしていません。
欧州五大リーグではないベルギーが1位にいるのも興味深い。たしか2018年からベルギーのランクは2~3位で、それからずっと上位をキープ。
メガクラブの有名選手にベルギー代表が多いです。
FIFAランキングは目安であってそれほどあてにならないと言われますが、過去の名言と今の状況を比較すると時代の変遷が感じられて面白いですね。
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