Jリーグで関西勢が苦境にあえぐ一方、関東勢が上位を占めてますね。
ちなみに現在のJリーグの順位
1位 FC東京
2位 横浜FM
3位 鹿島
4位 川崎F
5位 セレッソ
5位にセレッソ大阪が入っていますが、上位4強は全て関東勢。関西在住者として悔しいですね。
関東と関西は日本の両雄であってほしい。
経済でもスポーツでもゲームでも関東と関西の比較や「東西対抗戦」は盛り上がります。
野球でも巨人VS阪神戦は独特な雰囲気がありますし、昔の麻雀界でも関西の雀士の方が関東の雀士よりハイレベルと言われてました。
しかし現在はあらゆる分野で東西均衡が崩れて関東一強になりつつあります。
大阪が東京より人口が多かったのははるか昔。
私が子供の時に大阪人の祖父が悔しそうにつぶやきました。
「大阪の人口が横浜に負けて日本3位になった」
子供ながらに私もショックでした。
東京に勝てなくても日本のナンバー2は大阪だと思い込んでいたからです。
関西はもはや関東のライバルになれない。
そんな現実がありました。
ちなみにフットサルは「西低東高」と言われます。
これは天気の西高東低を逆にもじった言葉で、西日本より東日本の方がフットサルが盛んであるという意味です。
関西でフットサル運営をがんばっている自分としてはどうにも複雑な言葉です。
でも確かに関西より関東の方がフットサルは盛んなんですよね。
これは気候が関係しています。
西日本に比べて寒冷地が多い東日本の方は、体育館でやるフットサルがメジャーなんです。
東日本の雪の降る地域では冬季練習で体育館使用が多い。
逆に関西のサッカー少年は体育館でボールを蹴ったことがなかったり、体育館シューズを持っていなかったりします。
関西のこっちでは小中学校の体育館をフットサルで借りることさえできません。
「壁の破損」が理由で禁止されています。
ところが東日本ではこれができたりします。前にウチに東日本のクラブの代表が遊びに来てくれたのですが、学校の体育館を毎週借りていると聞いてすごくうらやましかったです。
もしウチも近くの学校の体育館を定期的に借りられるような環境があれば、苦労してホームを建設、管理、維持しなかったですね(笑)
関西は関東に比べて屋外のフットボールが多い。
では屋外の人工芝の競技施設の数はどうか?
残念ながらこれも関西は関東に惨敗しています。
以前、ホームを人工芝化する時にいろいろなデータを調べたり、各地のフットサル場を視察しました。
その時に関東と関西のフットサル施設のデータを発見しました。
記録によると関西のフットサル施設が90ヶ所程度だったのに対して、関東はなんと300ヶ所をこえていました。
人口比でダブルスコア負けは覚悟していましたが、まさかトリプルスコアで負けるとは・・・
競技施設の数、インフラは競技人口に直結します。
競技人口が地域の競技熱を高めて、プロチームの実力に反映されます。
この原因の根本は「土地」であり「面積」ではないでしょうか。
私は仕事で北海道から沖縄までほとんどの都道府県を回ってきました。
関東と関西を車や新幹線で移動していつもこう感じます。
「関東は平野が多く面積が広い」
「関西は山が多く土地が狭い」
この地形の差はどうにもなりません。
人口が伸び悩む関西と開発で急激に人口が増えた関東。
サッカーやフットサルの競技施設は、ピッチだけでなく、駐車場やクラブハウスなど広い敷地面積が必要です。
90年代以降、Jリーグが発足し、遅れてFリーグも発足して、フットサルブームが訪れ、人工芝の競技施設が急速に増えました。
その中で関東が関西の3倍の競技施設を持った経緯も「土地の広さ」が影響しています。
ちなみに全都道府県の中で一番面積が狭いのは大阪府です。
京都も大阪も神戸も歴史ある地域ですが、競技場を取り壊せない古い町並みも多く、新しい競技施設を作る土地がありません。
フットサル三田のホームもピッチ面積は市内の体育館や人工芝施設より広いですが、1面しかありません。
もし2面あったらもっと人が集まるのに・・・
駐車場ももっと広ければ・・・
そんなことをよく思いますが、山に囲まれた関西の宿命です。なげいてもしかたない。
フットサル三田のメンバー数が500人をこえた時は(よく関西でここまで発展してくれた!数だけで言えば関東のグループにもひけをとらないのでは?)
そんなことを思いましたが、仲間に関東のある巨大フットサルグループの記事を見せられました。
そこにはグループのメンバー数が出てました。
会員数2万人。
ケタがまったく違うやん・・・・
情熱だけは関東に負けていないと思いたいです。
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