これまでフットサルやサッカーでたくさんの人と出会えました。

LINEのお友達は1000人以上になり、老若男女問わず幅広い世代の方々とプレーできました。


そこで感じるのが、子供でも若者でも中年でも上手い人は意識が高いですね。

なんというか・・・「気高い」というか。

はたから見ればもう十分上手いのに、(自分はまだまだ!)とか(もっと上手くなりたい!)とか謙虚で貪欲に上を目指してる。


フットサルメンバーと食事に行くことがよくあります。

ひとりの若者があまり食べてないのに気付きました。


「もっと頼んだら?今日はおごるわ」と言います。


「体重が増えるとドリブルのキレが落ちるのでやめときます」

まじか!?お金がないからじゃなくてアスリートの減量か・・・


意識高いですよね。みんなでわいわい楽しく食べてる時に「おごってあげるよ」と言われたらガッツリ食べちゃいますよね。

彼はドリブルが上手く、スピードがストロングポイントのタイプです。


その場の雰囲気にも流されない気高きドリブラーの体調管理にうならされる!。

ドリブラ一は軽量級のボクサーのような引き締まった体をしてますよね。


小学生でも「気高い」子はいます。

[低学年mix]で敵なしの状態で高学年になって大人中心の[一般]へ参入。

まわりは体の大きな大人ばかりでレベルも格段に上がります。

当然、なかなかついていけない。


そこでどんな反応をするのか?

思うようにならなくてふてくされたようにやってしまう子。

何も気にせずかみ合わないまま終わる子。

なんとかできることを探そうと必死になる子。

十人十色ですが、「気高い」タイプの子はなんとかしようと必死に頑張ります。同世代とやっている時とはプレーを変えて、大人のスピードについていけるように対応しようとするんですね。

いつもはドリブルで運ぶところを断念してワンツーしたり。

大人のパスは速いので、走り出しのタイミングを変えてみたり。

自分に求められてるポジショニングをしっかり理解して動ける。

「あの小学生上手いね」

「大人びたプレーができるわ」

大人たちにそう評価される。

ここまで気高い小学生はなかなかいないし、十分すごいのですが、なんと本人はこれでも満足していない。

休憩中に隅で泣いていたそうです。


常連のメンバーAさんが気づいて「どうしたの?」と声をかけると

「ついていけなくて迷惑かけてもうしわけない」と泣いていたそうです。

常連のメンバーAさんは「相手は大人で体格も違うんやからしかたないよ」などと優しくなぐさめたそうです。

ええ話や。もらい泣きしそう。


なんと気高い!その小学生はトップクラスに上手いのに!

何なの!?その意識の高さは!

有名アスリートの少年時代のエピソードでも「くやしくて泣く」というのがよくあります。

普通は泣くほど悔しがれません。

気高く泣けるほど真剣だからそれをバネに成長できるんでしょうね。


雑魚キャラの私なんかは毎回どれだけ子供や若者や中年にまでボコボコにやられても泣いた記憶がございません。

気高く泣けるのがうらやましい!

ついでに好感度爆上げのAさんのポジションもうらやましい!

青春ドラマのできる恩人役みたい!

その配役ゆずってほしいわ。

うちのメンバーは優しい方々が多いですが、このAさんは特に包容力のある気高きお方。

私はプレーで泣けませんが、運営で泣きたい時は、Aさんの胸で泣こうと決めました。

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