ホームでフットサル練習会や合宿をやった時にコーチが子供たちにこう教えていました。

「素晴らしいプレーヤーは人としても素晴らしい」

これはエンジョイmixのフットサルでもあるあるです。

上手な人ほど優しい。

ガチな競技とエンジョイmixの違いをよくわかっていて、優しい雰囲気に合わせたプレーをしてくれます。

ドリブルで数人かわして強いシュートを叩き込むのができるのに、あえて女性や子供や初心者に取りやすいパスを出して上げる。

味方のミスに文句を言うこともなく、イヤな顔をひとつせずにフォローしてあげる。

相手にケガさせないように安全なプレーを徹底してくれている。

そういう素晴らしいプレーヤーをたくさん見てこう思います。

性格がいいから上手くなるのか?

はたまた上手くなったから優しいのか?

両方かもしれません。

これは子供でも大人でもそうです。

フットサル同好会の低学年mixには小学1年生から高学年までの小学生や保護者がいます。

子供の方が本音を出すのでわかります。

低学年と高学年はかなりのレベル差がありますが、上手い子ほど年下の子に優しい。

逆に年下の子にも容赦ない子は上手ではありません。

ボールに必死になってまわりが見えていないので、年下の子を転倒させたり、手を激しく使いがちです。

そうならない子はサッカーIQも高く、配慮もできる。振る舞いも大人びていてプレーの成長もはやいのです。

 低学年mixでプレーしている年少の子は、上手な高学年や保護者からレベルに合わせたパスをもらい続けます。

 上からのフォローをもらい続け、上の優しいプレーに包まれて育つ。

 そして今度は自分が年長者になった時に逆の立場になっていることに気づきます。

 かつて自分がたくさんもらっていた自分のレベルに合わせた優しいパスを今度は自分が出せる。

 かつては失敗ばかりでなかなかボールを運べませんでしたが、年長者になった時、悠々とドリブルして、年下の子達にボールを送ってゲームメイクできるようになっているのです。

 そこで終わらないのがフットサル同好会の醍醐味です。

低学年mixの上には一般という一段階上のカテゴリーがあります。

高学年になるとそこへデビューできる。

名門FCの下部組織出身の少年がトップリーグにデビューするように。

見守っている保護者や大人から見ると感慨深いものです。

数年前まで低学年mixで何もできなかった子が成長してそのカテゴリーの主力になって今度上のカテゴリーの大人たちに混じってプレーしていく。

それが上手くできる子ほど優しさを持っています。

大人の優しいプレーを吸収して成長したからこそ自分も優しさが出せる。

エンジョイフットサルには他の球技よりビギナーが多いのも優しい上級者が多いからではないでしょうか。

フットサル同好会には優しい人が多いね。

そう言ってもらえることが多いです。

最高のほめ言葉です。

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