何年か前に某経済誌でサッカー界の裏話として出ていた内容がサッカー専門誌では絶対に出ないような衝撃的なものでした。

「欧州の名選手たちはW杯を疎ましく思っている。彼らの最上位はW杯ではなくCLであり、W杯には行きたくないのが本音」

これは日本人からしたら理解しがたい感覚。

母国代表選手になってW杯で活躍することこそ至上でないのか?

中田英寿がW杯出場で欧州移籍を実現させてセリエAで活躍できたように、W杯は世界への絶好のアピールの場です。

しかしこれは欧州のビッグクラブで定位置を得ていない選手の話。

すでにビッグクラブの主力になっている選手にとって、長距離移動と過密日程で過酷なW杯への出場はデメリットしかないとその記事では説かれてました。

もう世界的に名を知られていて、ステップアップのためのアピールは不要ですしね。

もちろんW杯優勝以外の主要タイトルを総ナメにしてるメッシやレアルで冷遇されてウェールズ代表に情熱を注いでいたベイルみたいな例外はありますが・・・

ほとんどの欧州の一流選手の本音は「CLで活躍したい!W杯には行きたくない」とのこと。

欧州の一流選手の立場から見ると、W杯はCLに比べて負担ばかりで見返りが少なすぎると具体的な金額まで出ていました。

選手以上に辛いのが、代表に選手を奪われ、負傷させられるのに給料だけ負担している所属クラブです。

そしてきわめつけがW杯期間中に起きやすい選手の妻たちの不倫。

サッカー選手に遠征はつきものですが、W杯は他の大会とは比べものにならない長期間の遠征で、夫が地球の反対側のW杯で削られている最中に、妻は代表招集されなかった選手を家に連れ込んで不倫していたというエピソードが出てました。

これはたまらんですね😅

代表の座を奪った選手が妻を奪われていたというなんという皮肉。

CLだったら移動は欧州内で済むし、クラブも選手もW杯以上の見返りが得られるそうです。

うーーーーーむ。

日本代表でも旗手のようにクラブで絶好調なのに代表で使われない悲運な選手もいれば、代表で居場所があって、クラブで厳しい選手などさまざまなケースもありますが。

日本ではみんなW杯に夢を見てますよね。選手もファンも。

ところがW杯上位陣の欧州強豪の有力選手にとってはイヤな現実があるとは。

サッカーメディアが語らない裏側ですかね。

欧州の人々が「W杯じゃなくてCLこそ世界最高峰だよ」と話す意味がわかるような気がします。

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