フットサル三田のエンブレムを公募していましたが、ご応募頂いた作品の採用が決定しました。

こちらの希望するデザインのコンセプトは、ホームコートから見える「有馬富士」と夜間開催を象徴する「月」の2点でした。

今回、エンブレムをデザインして提供してくださったのは、京都市在住の居関孝男さんで、なんと三田市市制施行60周年記念のシンボルマークにも応募採用されています。

三田市のHPに居関さんのデザインとお名前が掲載されてます。この応募には、94人から100点のデザインが集まったようですが、その中から採用されるとはすごい!!
https://www.city.sanda.lg.jp/seisaku/symbol_mark_kettei.html

ちなみに今回、私も必死に有馬富士と月を入れたデザインを何枚も書いたのですが、過去にウチの横断幕をデザインした美大出身の女性に「う~ん、これはエンブレムのデザインじゃないなぁ」と失笑されましたw

その方に居関さんの作品画像を見せると「あ、プロの仕事。いいね」と一言。


居関さんから頂いたデザインと説明です↓

デザインの説明=外円でチームの輪とボール、その中に月とプレイする選手の姿(小円を頭部、濃紺を身体)をイメージさせました。月と小円で「F(=FUTSAL)」、また月と選手に見立てた二つの弧で「S(=SANDA)」、そして『有馬富士ふもとの霧は海に似て波かときけば小野の松風』と詠われている、有馬富士から見た波を背後に配してあります。

・・・すばらしいですね

ひとつひとつのパーツが複数の意味を持っていたり、字や人になったり!

しかも花山天皇の歌が込められてる!

ホームのすぐそばには花山天皇ゆかりの花山院があります。

昔、天皇陛下が皇太子時代に有馬富士公園の植樹祭にご参列されたことがあり、周辺の道路もご来場前に整備されたと聞きます。

小野の松風とはホームのお隣さんの「松風地どり」や「小野松風グランド」やサントアンのお菓子の「松風」でおなじみのアレですよアレ。

有馬富士のふもとは今では住宅地や田畑になってますが、花山天皇がこの歌を詠まれた大昔は、松林に覆われていました。有馬富士から松林へ吹き降ろす風なので松風。

ホームは有馬富士からの吹き降ろしの風が強いのは皆さん体感されてるでしょうが、これが松風というわけです!(たぶん)

ホームで心地よい風を浴びたら花山天皇の『有馬富士ふもとの霧は海に似て波かときけば小野の松風』を思い出してくださいませ。

小野在住のメンバーが感涙しそうな由来ですな。ちなみに数年前にホームの隣に引っ越してきた焼き鳥屋さんの「松風地鶏」さんはもともと小野に店舗がありました。


しかし何度見ても居関さんのこのデザインはいいですね!

三田市は「豊かな田園都市」と言われ、市のロゴも緑が基調になってます。

そこを意識されて緑色をメインにされたのがうかがえますし、あえて有馬富士を山の形として直接的なデザインにしないのもハイセンス。

私みたいなど素人は何度も三角の有馬富士を中心に書いて悩んでました(笑)

居関さん、今回は最高のデザインを本当にありがとうございました!

フットサル三田のメンバー561人を代表して御礼申し上げます。

このエンブレムを今後謹んで使わせて頂きます。

カテゴリー: イベントブログ

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