フットボールは、場所やグループによって多種多様なローカルが存在します。
それらを一挙にご紹介。
☆ラインなし!壁あり!
ライン無しで金網に囲まれていたり、体育館の壁が有効のゲーム。
ボールが出ることがないのでゲームが途切れず延々と続く。
壁にボールを当てて抜く「ひとりワンツー」可能。
ライン際の攻防という大事な要素がないので飽きやすい。
壁際でディフェンスに押し込まれると見苦しい展開で停滞あり。
☆時間無制限 チーム替えなし
フットサルは公式20分ハーフ、エンジョイなら7分1ゲームが相場ですが、
試合時間を決めないで大体30~40分くらい続行。
たくさんできてお得かな?と最初は思いますが、長時間やり続けるゲームはダレてくるもの。皆、あまり走らなくなって質も下がります。
チーム戦力に差があってワンサイドゲームになるとつらいですね。
☆フットサルコートでサッカーボールを使用
フットサルコートでフットサルボールを使わずなんとサッカーボールを使用!
サッカー好きが多く、サッカーボールを蹴りたい!という動機でした。
サッカーボールはよく飛ぶので、いつものフットサルとは別物に感じます。
いつもならカットできるパスが通る。いつもなら止められるシュートが入る。
難易度が上がり、練習にはよいかもしれませんが、違和感がすごいです・・・
☆5人制ではなく人数不均衡
これもローカルグループでよくあるもので、たとえば15人集まった時、8人VS7人で全員出場。待機メンバーを出さないやり方です。
待たずに全員出たいでしょ?という理由なんですが、奇数の時は数的不利が起きますし、大人数だとスペースが全くなくてお団子状態。
☆2チーム固定で途中交代制
こちらは上記とは違って5人制の2チーム固定でゲームを続けるもの。
たとえば20人いれば、10人ずつの2チームを作って、ゲーム時間を長めに設定し、待機の5人がゲーム中に途中交代していくもの。
2分くらいで運営者が交代をアナウンスするので、ゲームを続行しながら、ビブスの番号順で交代ゾーンに走っていき、待機メンバーと交代。
その時、キーパーも交代するので、両チームとも2人ずつ入れ替わりで、ビブスも脱いで渡さなければいけなかったので、とても面倒でした・・・
なぜ20人なら4チームにせず、あえて2チーム固定なのか?
理由は運営側がビブスを2色しか持っていなかったからです(汗
☆キーパー無しでミニゴール使用
練習用の小さいゴールを使用してキーパーなしのスタイル。
かつてネイマールが独自の大会を開催しましたが、それがこのルールでした。
ゴールサイズは通常のフットサルゴールの数分の1で、高さがありません。
手を使えなくてもゴール前に立てば防ぎやすい大きさです。
キーパー交代しなくてよいので、皆が攻められて面白そうですが、実際には誰かがゴール前にいないと無人ゴールへ蹴り込まれて終わり。手を使えないだけでけっきょくキーパーいるじゃん!って感じです。
☆また抜き得点あり 1対1のストリート
低い壁に囲まれた小さなコートに小さなゴールで1対1。
足技を競うストリートサッカーを見たことはないでしょうか?
都会にあるオシャレなフットボールです。攻守ともに接触はNG。
ゴールだけでなく、また抜きが得点に加算されます。
参加したことがありますが、グラウンドムーブの技術を持っていないと恥ずかしいので上級者向けだと痛感しました。
☆ビブスなし!
身内のお遊びでよくある困ったやつです。
顔がわかる者同士だから大丈夫やろ?というノリですが、誰が敵で誰が味方かよく間違えるので、パスがしにくく、ドリブルばかりの展開多め。
一度、インド人グループのフットサルに入れてもらった時がこれでした。
みんな同じ顔に見えるので、敵と味方が全く区別できずに地獄でした(笑)
☆ラインなしの無限フィールド
土や芝や浜辺などで遊ぶ時に無限フィールドでプレー。
サイド攻撃が延々と横に広がるのが難点。走るのがとにかくだるい。
ネットで囲まれていないので、遠くへ飛んだボールを回収しにいくだけで体力削られます。
子供時代の遊びのサッカーでよく経験したはずですが、ネットあり、ラインありのフットサルを経験するともうこれは絶対にやりたくないです・・・
いかがでしたでしょうか。皆さんが経験された内容もあったことでしょう。
ラインのあるコートで、ちゃんと5人制で、ちゃんとビブスが用意されて、適切な試合時間で、ちゃんとキーパーがいるオーソドックスなゲームができているのはとても幸せであると再確認されますね。
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