ひさしぶりにソサイチを駒ケ谷でやります!
駒ケ谷は数年前に人工芝になったグランドで、三田市唯一の人工芝でフットボールができる貴重な場所です。
もともと大人気の施設ですが、最近はラグビーW杯日本開催の影響か、ラグビー使用も増えて、さらに予約がとりにくくなってます。
よく「ソサイチをもっとやって!」「駒ケ谷開催増やして」とも言われますが、いかんせん予約がとれないし、ソサイチはフットサルより人数が必要なので、頭数を集めるのが大変です。
全国各地にフットサルやってるところは無数にありますが、ソサイチを定期的にやってるところはほとんどありません。
それだけ環境整備が難しい。対応施設も極端に少ないですしね。サッカーやフットサルを知らない人はまずいないですが、ソサイチをよく知ってる人はまずいない。数百人のウチのグループでもソサイチの専用ボールやルールを熟知してる人は皆無です。
イケイケな方が「毎週貸せ!と施設にすごんだらええんですよ」なんて言います(笑)
冗談でしょうけどとんでもない!運営者としては貸して頂ける施設に感謝し、マナーよく謙虚に使わせて頂く姿勢が必須です。
私はフットサルコート作りや維持管理という貴重な体験させてもらったので、スポーツ施設を管理運営する苦労がわかります。
金銭的にも時間的にもマナーの悪い利用者への対応などもとにかく苦労がつきない。
見落とされがちなことですが、我々が利用している施設の大半は公金で支えられています。
公共施設でない場合でも有志の支援で支えられている。
スポーツ施設は、利用者が居てもそこから得られる収入だけでは運営できないのが実情なんです。
ウチのフットサルコートもそうです。
実にたくさんの有志のおかげで成り立ってます。
あの場所を開放してくれた方や観覧席を作ってくれた職人さん、芝生の養生をしてくれた方、道路を作ってくれた方々がいます。
その皆さんは自分でプレーしないし、ウチのメンバーでもないのにいろいろ支援してくださったわけです。
我々がスポーツをする時にそういった『顔の見えない無数の支援者』のおかげでできてることを忘れちゃならないな、と感じます。
私は子供の時、サッカーはやりたくてもできませんでした。
環境が整備されてなかったからです。
当時、自分が住んでいた場所は、小学校にサッカークラブがありませんでした。
三田市よりも人口が多い都市のど真ん中でしたが、小学校には野球の少年団しかなかったのです。
サッカーをやりたい子たちは保護者に送迎してもらって遠くの町のサッカークラブに通っていました。
私もサッカークラブに入りたかったですが、親が仕事の関係で送迎できなかったので、サッカーをやるのはあきらめて、野球の少年団に入りました。こちらは通っている学校のグランドでやっているので、送迎不要だったのです。
試合や遠征、合宿の時はチームバスが用意されました。親の送迎不要であちこちのグランドに行けました。
常に数人のコーチが指導してくれました。
強いチームだったので、地元紙にスタメンの個人成績まで掲載されてました。
自分の打率や安打数などを新聞で見て嬉しかったのをおぼえてます。
今、思うとすご~く恵まれてますよね。
少年団の会費は安いですし、保護者の強制的なお手伝い担当もなく、任意の差し入れが必要なくらいで親の負担も軽いものでした。
そういう環境って、一朝一夕でできないものです。
税金が投入されてる学校側が快くグランドを開放してくれて、地域の大人たちが子供たちのためにボランティアで協力してくれて、保護者も任意で手伝ってくれて、マスメディアまで取材してくれる。
地域で愛されて、先代たちが何代も努力してくれてできあがった環境。
そのおかげで私はプレーできたわけですが、サッカーではそこまでの環境がありませんでした。
だから私は野球より好きだったサッカーができなかったわけです。
三田市の発展を二十数年以上前から見てますが、この町のサッカー環境はすごい。
サッカーの少年団やサッカースクールがたくさんあります。
施設にも恵まれています。指導者もたくさんいます。
送迎バスを見るたびにこう思います。
(ああ~自分の小学生時代にこれがあったらサッカーやれたのになぁ)
フットサルでご縁があってサッカースクールの送迎を手伝っていた時期もありました。
少年たちの送迎は大変なものですが、日本のフットボール環境の立派なインフラの一環と言えると思います。
自分が大人になって、スポーツをやろうとすると少年時代と違って、「スポーツをやれる環境」のありがたさを痛感しました。
だって野球やろうと思っても、気軽にやれる場所なんてありません。
土日仕事してると草野球も行けないのでまず無理です。フットサルみたいにナイター環境ありませんから。
立派な球場は独立リーグで使用しているので、アマの下手くそがちょっとプレーしたいと思っても無理です。
その点、フットサルはプレーできる環境がありました。だからフットサルをはじめたわけです。
やってるうちにこう思いました。
(こんなに面白いものならもっと多く気軽にできるように毎晩プレーできる環境を作ってしまおう)
そう思って今にいたりますが、感謝を忘れず今後も続けていきたいところです。
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