三田vs神戸戦争

フットサル同好会が始まったばかりの頃は三田市在住の方が少数派でした。


神戸市の方が多数派で特に北区在住者が多い。


私をふくめて三田在住者は少数派でした。


皆で食事をしたり、温泉に行ったり、ボウリングに行ったりするとなぜか三田をディスられます。


三田は何もない。


夜にはほとんどの店が閉まる。


スタバもないしな～ｗ


くっ・・・北神戸にスタバが2店舗あるから自慢しおって・・・



北神戸アウトレットとイオン前の２店舗のスタバを見るたびに
（同じ場所に2店舗いらんやろ、１店舗を三田にくれ）と思います。


※長らくスタバなしの三田でしたが、新三田駅前にとうとうスタバができるみたいですね。これでもうスタバなしとバカにされませんな。


ちなみに三田にはネットカフェが1軒もありません。一時期、三田ボウルとウッディタウンのカラオケ屋に併設されてましたが、両方すぐ潰れました。


神戸のネットカフェに行くとよくメンバーと会うので、隣の席にして仕切りを外してしゃべったものです。

世間話をしたりおすすめのサッカー漫画を教えてもらったり。


「三田はネカフェもないのでこっちまで来るの大変っすねｗ」


「北神戸はボウリング場が１つもないやんか。三田には１軒ある！」



ホーム開催のたびに言われたのが、

「あ～三田の山奥まで来るの大変や～」


「こっちは寒いわ」


北神戸も三田も隣接してるからそんなに変わらんでしょ！


三田は「関西のシベリア」と言われたり。



三田を愛する者としてはつらいところです。




私の家族が神戸市中央区の出身で、社会人になった時に神戸市北区へ引っ越したのですが、中央区の友人たちへ会いに行くたびに

「下山ご苦労様です」


「山のむこうはお寒いでしょう？」


と毎回ネタにされるそうで。



「神戸市北区は神戸じゃない 」 なんて残酷に言われますよね。



私は神戸市北区も三田も大好きなんで、この地域に根ざしたフットサル同好会を発展させたいという情熱を持ってます。


他地域への好条件の転勤や体育館の使用が持ちかけられた時も、

（苦労して作った三田のホームから離れたくない）


（今集まってくれているメンバーとずっと一緒にやりたい）



その思いで断りました。


それだけ三田と北神戸を愛してやまないのに、両地域の対立煽りが勃発(笑)


みんなで北神戸のファミレスでフットサル後の食事時。


またまた三田がディスられ始めて私が反論。


私のことはばかにしてもいいが三田をばかにするな！（ドヤ顔


「じゃあ勝負しよう」　そう持ちかけられました。

勝負？


フットサルで決着をつけよう。


三田チームと神戸チームで対戦して負けた方は今後、どれだけバカにされても何も言えないということでｗ


三田vs神戸戦争。

そもそもサッカーは町と町を陣地にして、相手の町に攻め込むという集団競技がルーツでした。

隣町の奴らに負けるな！

そう燃え上がるのは自然なのかもしれません。


愛する三田の名誉を守るために！


や、やってやろうじゃないか！！


・・・・・



しかし当時は神戸が多数派で三田は少数派。


しかも神戸は異名持ちのタレントぞろい。


三田勢も猛者はいますが、戦力的にはかなり不利。



（これは勝ち目がないのでは・・・）


その時にひらめいたのが三田や神戸以外の実力者はどちらのチームに入るのか？ということ。


川西や三木や篠山や猪名川や京都や大阪のメンバーはどうなるのか？

それらの地域の戦力を三田軍に入れられれば勝率が上がる！


「三田在住者は少ないから、その他はこちらに入れさせてもらうで」


「それはあかん。その他はその他チームで」


え？？

そもそも三田と神戸の戦いやろ？

なんで他チームができんの？地域対抗戦になってるやん。


わいわい意見を出し合っていると神戸チームに対してクレームが。


なんと「 神戸と神戸市北区は別チームにして欲しいｗ 」と。


出ました。「 北区は神戸じゃない 」というあれ。



ほとんど北区の人たちなのに、そんな分け方したらチームできんやろ！



こうして神戸の内紛によってチーム分けはまとまらず、この企画自体もぽしゃりました。



正直ほっとしました。


あの当時の状況では、おそらく三田の敗北が濃厚だったと思うからです。



当時のフットサル同好会の人数は250人くらいで、メンバー比率が神戸6：三田3：その他：1くらい。


今は540人以上いて神戸と三田の比率が半々くらいかと。その他の地域の方々も増えてます。


今、もし神戸チームと三田チームが対戦したらどっちが勝つかわからないと思いますよ！





私はもちろん不出場でね！足をひっぱりたくないので審判やります。